装置製造に際して

当社の製造する製品は「世にない新しいもの」を常に創りだしています。そのためにそれらを創造することのできる「想像力」が構想段階で必要とされます。
当社では、4つのポイントを中心に想像力をもった装置構想を行っています。

1.「ワーク」の観察

装置によって動かすもの(ワーク)をよく観察します。
縦・横・斜め・重さ・カタチをよく観察・軽量し、動かすものをスケッチすることでイメージを膨らませていきます。

2.ハンドリングを考える

要求スペックによって決められた時間軸の中で各工程間のやりとりを考え、頭の中で機械を動かし、実際に設置した時に作業者の動きまで考えていく「想像力」が必要です。また、組み合わせだけでなく、今までの経験を捨てる「逆転の発想力」も必要となっています。

3.スケッチする

装置を具体化し、絵にしていきます。製造に携わる全員が完成形をイメージしやすいように、また設計者がわかりやすいようなスケッチを行います。

4.構想・設計間のディスカッション

最終仕様を決定するにあたって、構想担当者、設計担当者でディスカッションを行い、中身を詰めていきます。